連休を利用して観に行ったんですが、面白かったです。
特に良かったのが「観ていてストレスがない事」と「テンポがいい事」。
ギスギスした展開とか、悪役とか、そういった「負」の要素はほぼ完全にオミットされています。
本当に、観ていてここまで嫌な気持ちにならない映画も珍しい。
「負」の要素(ストレス)から終盤のカタルシスに繋げる作品ももちろん良いんですが、たまにはこういう作品もいいなと。悪人がいないので純粋にキャラクター同士のやり取りを愛でる事ができる。
キャラクターも良かったです。本作がそういう「ストレスフリーな作品」になったのは、準主人公である彩葉の寛容な性格によるところが大きかったと思います(というかこのヒロイン、心広すぎだと思う)。
主人公のかぐやも、最初は喧しいと思っていましたが、次第に慣れ、後半いなくなるとかなり寂しさを感じました。この辺、視聴者と彩葉の心情が綺麗にシンクロするよう非常に上手く作られていたと思います。
テンポについても、たとえば序~中盤で頻繁に挟まれるギャグ。単体で見れば滑ってしまいそうな表現も、そんな暇もなく次へ次へと進むのでむしろ小気味よい。
終盤の展開には不満な部分がなくもないですが、でも、全体でみればいい映画でした。キャラクターよし、テンポよし、映像音楽よし。エンタメの「面白さ」だけを享受できる、そんな作品だったと思います。
ちなみに自分はほぼ前情報ゼロで観に行ったのですが、意外だったのは想像以上に百合度が高かった事、そして想像以上にオタク色が強かった事。そのため自分は余計に楽しむことができました。
最後にキャラ萌えについて。
純粋にキャラデザが一番いいと思うのは彩葉(アバター)ですが、一番エロいと思ったのは忠犬オタ公です。脇役ですが。
可愛いキャラクターがたくさん登場する一方で、セクシャルな要素をあまり前面に押し出してこない本作(その辺が一般受けした理由だと思う)ですが、そんな中でこいつだけ明らかに性的です。
もっと出番が欲しかった気もしますが、ブラックオニキスがいて、友人達がいて、その上この辺にまでスポットを当てると話が終わらないので仕方ないですね。ただでさえ2時間半近い映画だし。

