今見ているアニメが2つあります。
1つが「グノーシア」。もう1つが「野原ひろし昼メシの流儀」です。
「意外と」というのも失礼なハナシなんですが、実際、最初に見たときはそんなに期待してませんでした。
というか、半分ネタで1話だけ見てみよう、ぐらいの気持ちでした。
そしたらこれが意外なほど面白く、過去のエピソードも全て遡って視聴しましたし、今では毎週配信を楽しみに待つまでになりました。
元々飯アニメなのでゆるーく気楽に見られる作品なんですが、かといってダラダラやっている訳でもなく、むしろ絶え間なくネタを挟んできてくれるお陰でテンポよく飽きずに楽しめます。
もちろん飯テロ要素もあり。孤独のグルメよろしく、美味しそうな料理が尺を使って詳しく解説されていると自分も食べたくなってきます。特に美味しそうだったのが6話のトンテキ。飯紹介の時だけ映像が実写になるのも面白い。
元々自分は孤独のグルメの漫画もドラマも好きなので、同じようなノリでこのアニメも楽しめました(こちらのほうがギャグ色は強いですが)。
ストーリーについても、飯アニメなので大仰な物語や派手な設定こそ登場しないものの、起承転結がしっかりしていて毎回安心して見ていられます。
たとえば、最新の8話は「主人公のひろしが取引先に企画の中止を伝えに行く」という、考えただけで気が滅入るようなエピソードなんですが、どうやってオチをつけるのか気になっていたところ、予想以上に綺麗かつ優しいまとまり方で、素直に感心してしまいました。
そしてもう1つ、このアニメで驚いたのは出てくる女の子が可愛いという事です。
正直、そっち(萌え)方面には全く期待していなかったので、いい意味で裏切られました。
個人的にイチオシなのが、2話などに登場する四杉遥(しすぎはるか)ちゃんです。
些細な事から妄想がどんどん膨らんで暴走してしまう、過剰に反応してしまうというキャラクターですね。名字の四杉というのも、妄想「しすぎ」な所から取っているんでしょうか。
ギャグ漫画らしいちょっとぶっ飛んだキャラクターなんですが、こういう空回りした感じの子、好きです。妄想している時のクネクネした動きも可愛い。







